スーパーヴィラン「ヴェノム」が映画化!?
マーベルコミックのヴィランとしてお馴染みの「ヴェノム」を主役にした映画が公開されたので早速観てきました。
※ヴィラン=悪役
あらすじ
敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、人体実験で死者をだしているという<ライフ財団>の真相を追う中、ある“最悪な”ものを発見し、接触してしまう。それは<シンビオート>と呼ばれる地球外生命体だった。
この意思を持った生命体との接触により、エディの体は寄生され、その声が聞こえるようになる。「一つになれば、俺たちはなんだってできる」とシンビオートはエディの体を蝕み、一体化し、ヴェノムとして名乗りを上げる。ヴェノムはそのグロテスクな体で容赦なく人を襲い、そして喰らう。相手を恐怖に陥れ、目玉、肺、そしてすい臓…体のどの部位も喰い尽くす。
エディは自分自身をコントロールできなくなる危機感を覚える一方、少しずつその力に魅了されていく――。<公式HPより抜粋>
【予告動画】
感想
ヴェノムは黒いスパイダーマンのようなキャラクターで、サムライミ版のスパイダーマン3にヴィランとして登場したので知っている人も多いはず。
今回の映画は「ライフ財団」が宇宙か「らシンビオート」と呼ばれる生命体を地球に持って帰るところから始まる。
このシンビオートは人間に寄生しないと地球では生きていけないらしく、相性もあって寄生された人間が死んでしまったりと共生は難しいようだ。
主人公のエディはシンビオート「ヴェノム」に寄生され、エディを気に入ったヴェノムと共生していくのですが、ヴェノムの人間臭さがとてもツボでした。
意外とエディの言うことを聞いてくれたり、
「ダサいからバンザイすんなよ。」とか、
「彼女いい女だな。」とか、
「元カノに今謝らないと後悔するぞ。」とか、
「俺たちは負け犬同士だ。」とか、
主人公二人(エディとヴェノム)の会話も面白く、二人がかみ合っていく様子はバディムービーだコレ。って感じでダークというよりコミカル寄りな内容。
CM等で残虐だの最悪だの言われているが、とっても可愛げのあるダークヒーローでした。
すんごいダークなのを期待すると物足りないと思います。デップーのほうが全然残虐w
原作コミックやサムライミ版のスパイダーマンでヴェノムは一度スパイダーマンに寄生したのでスパイダーマンの能力を持っているのですが、今回はすぐに人間に寄生したのでスパイダーマンの能力や胸のマークはありませんでした。
採点
星4つ。
良かったところ
ヴェノムのギャップが最高。見た目は怖いが中身はなかなか可愛いヤツだった。
エディ役のトム・ハーディの演技力。幅広い演技が凄かった。
カーチェイスもヴェノムの動きが新鮮で見応えあり。
ヒロインのシーヴェノム化がセクシー。&スカート+ブーツの組み合わせが個人的に好きなのでさらに良しw
イマイチだったところ
前半のエディがメインのパートがちと長かったかな。
ヴェノムが地球を気に入った理由がピンと来なかったな。
ラストバトル短くない?
最後に
元カノの彼氏ダンが良いヤツ過ぎ。主人公のダメ男感が際立つね。
ヴェノムが彼女は俺達のだと言ってたけど、ダンとも仲良くしてほしいw
スタンリーも出演していましたね。
最近亡くなったのと、今回の配給がソニーだったので出ないかもなと思ってたので、最後に出てきたときは嬉しかったです。
今回もエンドロール後にオマケあり。続編期待しています。
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